久しぶりに長傘を買いました。
真っ赤な、赤い傘。
重量280g。
長傘としてはかなり軽くて、シンプル。
以前持っていた長傘は430gで、汚れと重さが嫌になって衝動的に捨ててしまった。
以来折り畳み傘でごまかしていましたが、やっぱり長傘はサッと使えて便利です。
本当に「軽量」の傘は少ない
購入の決め手は軽さ。
「軽量」「超軽量」で検索をかけても、本当に軽量である傘は少ないと思う。
「軽量」と宣伝してるくせに重量が400gとか500g超えとかね。
何グラムから軽量と感じるかは人それぞれですが…400、500は普通の傘だと私は思う。
ずっと持っていると肩が凝る…。
長傘なら300g以内、折り畳み傘なら200g以内くらいが「軽量」なのではないかな(´・ω・)
子供のとき買ってもらった赤い傘
昨年の春、娘の小学校入学にあたって通学用の傘を買いました。
その時にふと思い出したのです。
私が小学校に入学するとき、母が買ってくれた赤い傘のことを。
すごい好きだった、真っ赤な無地の傘。
赤いランドセルに赤い傘。
買ってもらった時の嬉しさ、ときめき、素敵な傘を私は持っているという優越感。
成長してサイズが小さくなってしまって、次に買ってもらったのが黄色の傘で、すごく寂しかった。
思い出したらもう赤い傘が欲しくて欲しくて。
うちは豊かではなかったし、母が選んで買う物はいつも安さ重視でした。
「こっちが安いから」と言われてNOとは言えず。
また母は何故だか、可愛いもの女の子らしい物を避けていました。
母が選ぶ物はたいてい私の「好き」とズレていたように思います。NOとは言えなかったけれど。
そんな中で珍しく私の心が躍った物が、赤い傘だったのです。
大人になって、子育てをして、あの頃の気持ちを思い出して、赤い傘を買う。
何とも言えない満足感でいっぱいです。
ちなみに。
娘に赤い傘の思い出を話したら、
「へえー。私はぜったい黄色がいいな。だって小学生っぽいもん。」
と黄色の傘を喜んでいました(´ω`*)